村杉温泉の歴史

村杉温泉の歴史

村杉のお湯は、室町時代、足利の家来だった荒木正高が発見したと伝えられます。江戸時代には「新発田藩主・溝口公村杉へ湯治」と文献にも残っており、明治8年には、明治維新で活躍した遠藤七郎が広く人々に知らしめようと村杉の基盤を作りました。その後、大正3年には今の新潟大学の教授らにも、ラジウムの効能が認められ一躍有名になりました。


村杉の温泉・・・それはラジウム温泉、泉質は単純放射能泉でございます。 「え!!放射能!!」と聞くとなんだか怖いって思われがちですが、そんな事はございません。レントゲンなんかよりずっと微量ですのでご心配なく。
 昭和三十年代頃までは、県内有数の湯治場として大変賑っておりました。最近では、化学の進歩により新たな効能・効果が明らかになり、幅広い方々より喜ばれております。
 ラジウム温泉の利用法としては入浴・飲用が一般的ですが、このラジウム温泉は湯の中同様に湯気にも多く含まれており、その湯気を口からの吸入によって肺に吸収され全身に伝わり、人間が本来持っている自然治癒力・抵抗力に刺激を与え活性化し効果があらわれる温泉です。それは温泉街を散歩してでもよい効果が得られると言われております。
 ただし、湯あたりしやすいお湯の為、長湯は避け1日数回にわけてお入り下さい。


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